Membership-type employmen

人材募集にあたって

まずはじめに

2024年10月25日に開業10年を迎えます。
時代・人・環境。全てが急激に変化しています。

昭和の高度経済成長期から続く『雇用の仕組み』が通用しなくなりつつあるように感じており、新時代を乗り切るためにも、新たなチーム作り、雇用のルール作りに着手します。

背景

レストランというビジネスモデルは『労働集約型産業』と言われます。
人間の労働力への依存度が高く、お金や機械・設備よりも、人間の手による仕事量が多い産業といわれます。

その環境はハードであり、こゝちよも同様の系譜をたどってきました。

結果、会社はある程度成長を遂げました。
富を従業員に還元することで一定の経済的恩恵の分配もしてきたつもりです。ひいては、それが地域経済の貢献にもつながったことと思っています。

その分配を今後も続け、さらに上乗せ続けるためには持続的成長が必要です。さらなる生産性・売上ノルマの向上や利益確保に迫られる。 従業員に求める能力的・時間的負荷も高くなります。物価高も続くので、この先もこの流れは避けられないでしょう。

従業員サイドの視点で考えてみます。
一定の収入を得るためには長時間労働になる傾向が高いのが、飲食業界の実情です。多大な時間的犠牲を産むことになります。家族を守るという立場であれば、なかなか抜けることもできない。これを労使の『共依存関係』と考えており、あまり健康的な関係ではないと思います。

時間的犠牲を払わなければ、生活が成り立たない社会ってどうなんでしょう?
果たしてこれが幸せなのか?持続可能性の観点から考えても難しいのでは?逃れられない負荷の連鎖構造を数年前から感じめていました。

そもそも生活の豊かさを一企業と従業員の雇用関係で賄うこと自体が無理筋であり、本来は社会や政治が生活の土台を支えるべきものではと思うに至りました。雀の涙のような『児童手当』で子育て支援が十分なわけがない。 個人的には、ベーシックインカムで個人がしっかりと支えれるような社会が良いと考えています。

お金も大事ですが、時間も有限の貴重な資産です。
従業員に長時間労働という犠牲を強いることでしか成り立たない、この状況にそろそろ終止符を打ちたいと思います。

人生100年時代といわれ、1つの仕事をつづけること自体が難しいと感じ始めています。
昭和から続いている、現在の雇用のあり方も令和の時代に即していないのは多くの人が感じているのでは?

ひとつの会社にあなたの大事な人生を捧げる必要などないはずです。
あなたは自由なはずです。
逆に会社もあなたに引き止めるために媚びる必要などもない。

双方、お互いが自立して対等な関係が本来のあって然るべき姿のはず。

労使双方協力できる範囲で手を取り合い、双方が個人の生き方を尊重できる雇用関係を考えました。もし気になったからがいらっしゃれば是非ご応募ください。お待ちしております。